赤ちゃんがいるお家は要注意!エアコン掃除をしないと危険

赤ちゃんのためにクリーニングを

赤ちゃんがいるお家で注意したいのは、掃除せずにエアコンを使用し続けることです。
エアコンは定期的にフィルタをお手入れするものですが、本当に重要なのはエアコン室内機の内部の汚れです。

普段お手入れしにくい室内機の内部は、冷房を使用する際に結露が発生します。
この結露は仕組み上避けることができないもので、つまりはカビが繁殖しやすい環境だといえます。

ホコリの大部分はフィルタで捕集されますが、フィルタ以外の隙間から少しずつ、細かなホコリや塵が侵入します。
これらが室内機の内部に蓄積して結露と合わさり、カビにとって絶好の繁殖環境になるわけです。

カビは目に見えないほど小さいものですが、増殖すると空気のニオイに違和感を覚え始め、やがて喉が痛くなったり咳き込むようになります。
それはカビの胞子が増加している証拠で、当然ながら吸い込めば健康に影響を及ぼします。

大人でも不調になるわけですから、免疫力がまだ十分ではない赤ちゃんにとっては、脅威的な存在になり得るといえるでしょう。
問題は、ニオイに違和感を覚えたり喉の症状が現れている時には既に、空間中が増殖したカビに汚染されている恐れがあることです。

そのような事態を防ぐ為にも、赤ちゃんが生まれたらこまめにエアコン掃除をすることが重要です。

プロに依頼することで安心

また、普段のお手入れは当然として、更にプロの業者に依頼して内部を徹底洗浄してもらうのが理想的です。
プロは内部構造を把握しており、業務用の洗浄機を使用して水圧でクリーニングしますから、真っ黒になっている室内機の内部もまるで新品のように綺麗になります。

クリーニングで発生する汚水は目を背けたくなるほど汚いですが、赤ちゃんが吸い込まずに済むことを考えればむしろ、プロに綺麗にしてもらって正解と思えるでしょう。

エアコンクリーニングを依頼するにお得な時期

プロのエアコンクリーニングの頻度は1~2年に1回が目安で、湿度が上がり始め夏が本格化する前が狙い目です。
費用は業者によって異なるものの、壁掛けタイプのエアコンであれば1台あたり1万円台が相場です。

東京のように、エアコンクリーニングの業者が多い地域などは、業者同士の健全な価格競争のおかげで、かなりお得に依頼できるでしょう。
東京以外の地域でも費用は大きく変わらないので、前向きに検討をおすすめします。

体調を崩す前にプロに相談

赤ちゃんもそうですが、兄弟姉妹や親御さんにとっても健康が大事ですし、汚れた室内機から発生する汚い空気を吸い込めば、健康な大人であっても健康を害します。

頭が痛くなったり集中できない、イライラするなどに心当たりがある場合は、エアコンの吹き出し口から出る空気のニオイを嗅いでみて、鼻をつく刺激を感じたらすぐにプロに相談です。